バンドー・I・C・S株式会社
〒532-0011
大阪市淀川区西中島6丁目1番1号
新大阪プライムタワー9F
TEL 06-4806-3058
FAX 06-4806-2205
社長 本田 裕治
―バンドーIC.Sさんの歴史を教えてください-
バンドー・I・C・Sは、東証市場上場であるバンドー化学の100%子会社として、自動車や産業機械などに使用される”伝動ベルト“や製造工場で使用される運搬ベルト、ポリウレタン機能部品などの加工や販売を行っている総合商社です。
バンドー化学の歴史は古く、日本の近代ゴム工業の黎明期である1906年(明治39年)に神戸市で創業した阪東式調帯合資会社として、日本最初の伝動ベルト(木綿製)の生産を開始した企業を源流とします。2017年(平成29年)西日本バンドー㈱と東日本バンドー㈱の経営統合し、地域密着の販売体制を堅持しつつ全国規模の販売会社としてバンドー・I・C・S㈱に商号変更してスタートしたのが当社の設立です。
最近聞かれなくなりましたが、I・C・Sは、
I・・・Industrial(産業)
C・・・Components(資材)
S・・・Services(サービス。物販だけではなくお客様の安定操業を支えるメンテサービス)
の頭文字です。
―経営理念、スローガンなどをお聞かせください―
経営理念
私達は、調和と誠実の精神をもって、
社会のニーズに沿った新たな付加価値とより高い品質を
日々創造、提供し、お客様をはじめとする社会の信頼に応え、
社業の発展を期するとともに、
バンドーグループの従業員たることに誇りを持ち、
社会に貢献することを期する。
2024年度 バンドー・I・C・Sスローガン
「みんなが主役! 守ろう作ろう! 変えて行こう!」
社員一人一人が外に目を向けて行動してほしいとの思いから策定しました。
―いま注力されている商品あるい分野などについてお聞かせください―
成長市場として食品、物流、蓄電池、半導体を考えています。その4つの分野でマーケットマップ活動を行っています。
その中で今回は、特に力を入れている食品と蓄電池の2分野を少し詳しく説明します。
食品業界の安全衛生管理は、コンビニエンスストアが業界を主導していると考えています。
コンビニベンダーは、その安全管理を厳しく管理されています。ベルトの熱水洗浄、乾燥ということで耐熱性のニーズや非粘着性のニーズが求められています。
当社のサンラインベルトのミスターシリーズが該当製品です。今後のどうこうとして、「耐熱性・耐湿熱性、非付着、小プーリ径」のさらなる差別化を行います。
蓄電池業界向け製品では、高強度カーボン心線を採用したCeptorシリーズや耐熱シンクロベルトなどなど、それぞれ要求される品質に対してラインナップが出来ており、拡販が望めます。
さらに1歯毎に製作が可能となり設計の自由度を高めた新製品であるスタンダードEラインも楽しみな製品です。
―会社自慢、社員自慢をしてください―
当社は、バンドー化学㈱の国内統一販売会社として、全国に拠点を設けています。地域ごとで特性があり、文化や習慣やものの考え方も違いまだまだ会社としての統一感が出来ていないと感じます。企業風土改革の一環としてWBC(わくわく・バンドー・コミュニケーション)活動と称して、社内SNSを活用して全社オープンコミュニケーションの向上を促しています。
大小さまざまな社内イベントを通じて、社員同士の絆を深めたり、言いたいことが自由に言える会議を行い、その様子をイントラネットの社内報で全従業員に共有する。2021年7月から試行錯誤しながら進めています。
―本田社長のプライベートをお聞かせください―
大阪府の豊中の生まれであり、育ちです。高校・大学とアメリカンフットボールに打ち込んでいました。父親も兄貴もアメフトをしてました。ポジションはランニングバックやレシーバーをしていました。身長165センチで選手としては小柄な方でしたが、俊敏さが持ち味でした。
今は、ゴルフとバイク&キャンプを楽しんでいます。
背番号8が本田社長