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図面の見かたの基本は、JIS(日本工業規格 Japan Industrial Standard)である。今回は特に「JIS B
0001(機械製図)」により説明いたします。
図面は、
正確さ
簡潔さ
平易さ
の3つが要求されます。
よって、図面を書く方も、その3つを意識します。 |
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1:JIS製図について |
用紙の大きさが決められています。
A4からA0です、他の大きさも、A版になり横書きです。(A4は縦書き可)
図面の投影法は一般的には三角法です。
図面には表題を付けます。
誰が、いつ、製図したか記入してあります。又、表題欄には、材料記号や、表面処理が記入されていますので、よく見て間違え無いようにしましょう。 |
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2:図面の様式と表題 |
図面の様式 |
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A0とA1は4周を20mm空けて枠線を記入し、A2からA4は10mm空けて枠線を書くと決められています。 |
用紙の寸法 |
呼び |
短辺×長辺 |
A0 |
841 × 1189 |
A1 |
597 × 841 |
A2 |
420 × 594 |
A3 |
297 × 420 |
A4 |
210 × 297 |
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図面の表題 |
表題の例を示します。
材料記号(例)SS400、材質+規格名+種類
S45C、FC200、SCP、SHP、AL、A1100(純アルミ) |
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3:図面の表し方 |
三角法と一角法がありますが、一般的には三角法を使います。 |
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三角法
矢印から見た図を見た側へ記入する方法 |
一角法
矢印から見た図を、投影して投影側に記入する方法 |
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文字の大きさ
漢字は、3.5㎜、5㎜、7㎜、10㎜、
カナは、2.5㎜、 3.5㎜、5㎜、7㎜、10㎜
数字は、2.5㎜、 3.5㎜、5㎜、7㎜、10㎜
尺度(JISの推奨)
倍尺は、2:1、5:1、10:1、20:1、50:1
現尺は、1:1
縮尺は、1:2、1:5、1:10、1:20、1:50
1:100、1:200、1:500、1:1000
1:2000、1:5000、1:10000 |
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